何故投票率を上げるのか?

暑い日がつづく石川県ですが、参議院選挙の投票日まであと一週間を切りました。その中野々市のお店で投票に行った写真を見せればドリンクが一杯無料になるということで行ってきました。自分は昨日あたり期日前投票を済ませました。

 自分も何回か選挙の演説を聞きましたが、与党、野党問わず今回の選挙で訴えているのは投票率のアップです。特に石川県は知事選挙、金沢市長選挙、参議院補欠選挙と立て続けに続いたため与党、野党とも選挙疲れが見えるようです。

この石川県、保守王国と言うことで投票日の20時に結果が出そうですが、今回の選挙は珍しく六人も候補者が立候補しました。この状況は石川県だけではなくて日本全体で自民や公明、立憲、共産と言った既存の政党の枠にとらわれない形の政党が必要だと言う声の現れじゃないかと感じています。

石川県だけ見ると党の幹部が加賀市に在住している参政党が他の野党の選挙活動よりもかなり勢いを感じています。この政党、与党にも野党にも満足していない無党派の取り込みにかなり食い込んでおり、今回の参議院選挙で全国で一議席くらいは獲得できるのではないかと思っています。

もう一つ何かとお騒がせなNHK党ですが、既存のメディアの在り方とそれに乗りかかる利権の構造には深くメスを入れられると言う点ではそれなりの評価があるのではないかと思います。例えば地上波のテレビはキー局とネット局の関係性などはもうyoutubeでいくらでも壊せますし、現状地上波を見ている人よりもネット関係の動画を見ている人の方が日本でも多いのではないでしょうか?ですからNHK党がNHKの受信料の在り方を批判するのは当面の活動方針であって本当は時代にあったメディアの在り方を作ろうとする動きかもしれません。 石川県も既存の新聞や、テレビ局の情報よりも県民はネットを操って自分に有益な情報を取捨選択して選ぶ時代に入っていると感じています。そこから新しい考え方や多様性が生まれるのかもしれませんね。

さて投票率を与党も野党も上げようと石川県でも躍起になっていますが、与党側すれば投票を呼び掛けることで元々あった組織票の引き締め、そして当選した時の当選の価値を上げる為、野党側からすれば投票を多くの人に呼び掛ける事で選挙に関心のなかった無党派層の取り込みによりより多くの議席の獲得に期待を持っているのだろうと思います。個人的には石川県にも多種多様な考え方が政治にも反映されてもいいのではないかと思っており違う考え方でも寛容な政治であってほしいものです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です