仕事に感謝できるかどうか

毎日Twitterでホテルで働いている人のツイートを多く見ます。現在コロナ禍におけるホテルは国のGOTOトラベルキャンペーンの二転三転する変更でその対応に不満や愚痴ばかりのツイートも多く見ます。それと同時にこのコロナ禍で勤めていたホテルが倒産して再就職に苦労されている方のツイートも見ていました。この二つのツイートを見ていて思い出した言葉が

一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る

――武田信玄(戦国大名)

と言う言葉です。まあどのホテルに限らずどの職場でも一生懸命やっても理不尽なこともありますし知恵が出なくて悩むこともあるのでついつい愚痴や不満を吐くこともあります。それでも愚痴や不満を吐きながらの仕事でも明日この仕事が倒産やリストラでなくなったらそれまでの愚痴や不満は意味があるのでしょうか?例えば愚痴や不満を吐きながら仕事をしている人は失業したらこの愚痴や不満からは解放され喜ぶことができるでしょうか?いや自分の能力はこんなものじゃないからきっとすぐ再就職出来ると思っている人は別にして(そんな人はすぐ辞めると思いますが)人によってはかなり再就職に苦労する人もいるかと思います。

自分は職場で愚痴や不満の気持ちが募った場合、今一度今自分の置かれた立場や処遇にどれだけ感謝出来るかと自分を見つめなおすことにしています。感謝出来ないということは傲慢になっていると思うんですね。でも根拠のない傲慢は周りの理解を得ることは出来ないと思います。愚痴や不満を吐くことでストレスが解消され明日への仕事のモチベーションも上がることもあるかと思います。しかし愚痴や不満を吐き続けて仕事を続けてもその仕事に対しての成長はないかと思います。今の自分の仕事に感謝出来るかどうか自分の能力やモチベーションを客観的に見ることが出来るか、それが出来なければずっと愚痴や不満を吐きながらの仕事から抜け出すことが難しいと思います。

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