石川県のコロナの状況とGOTOトラベル

GOTOトラベルで連日多くの方が金沢はじめ石川県へ来られています。これ幸いに27日県内の感染者数は抑えられているようです。まあ谷本知事が調子に乗ってまた軽口を叩かないか心配ですが・・w今後感染者数がどのようになるかわかりませんがとりあえずは何とかキャンペーンが始まってから感染者数は抑えらえているような気がします。これからは石川県は感染者数を抑えつつ観光を動かすモデルを全国に先駆けて構築するくらいの意識を持っていかないとこれから石川県の観光に活路を見出すことは出来ないと感じています。

石川県や金沢市のGOTOトラベルに対する対応は国の指示待ちのようで主体性がないような批判が出ていますが、何ともこれは今までの県なり金沢市の体質なり、国と県と金沢市の力関係もでしょうし、コロナと経済両立で自治体独自で対応できるだけのシステムも財政規模も元々ないからではないかと思っています。東京都知事や大阪府知事、北海道知事が独自の意見を出して逞しく見えてしますものですが、東京や大阪などの大都市と石川県の財政規模を比べるとそれは桁が一つ違うほどの差があります。しかも石川県の財政の半分は国からの補助金や県債などので構成させているので何か思い切った政策を打ち出そうと思っても常にお金と相談が必要です。金沢市に至っては地元産業の中核がずっと観光、サービス業だった為その体制をいきなり変えることは実質不可能であり、しかも財政的に補助も限界があります。自分も県なり、市がいつもいつも国が国がと言っていて何も考えていないような印象をを持ちましたが、考えてみると独自の政策なりを打ち出そうと思ってもそのシステムもお金もないのが現状です。県や市は国の指示待ちばかりではなくコロナに対して独自に県民、市民を引っ張っていくような政策を打ち出す知恵を絞ってほしいと思っているのですが、現実はかなり厳しい状況です。


金沢市は何十年にも渡ってまちづくりなりの基盤を観光中心に考えてきましたが、ここはコロナと観光の両立を県民、市民で一生懸命に作り上げていくしかこの産業に未来や活路は見出すことは出来ないのと同時にこの産業以外で生活する金沢市民の観光に対する理解も広がらないと思います。今石川県、金沢市に求められるのはコロナと経済の両立に対する県民、市民の理解で県民一丸となってのコンセンサスの形成だと思うのです。

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