石川に言葉に力のある指導者がいるのか?

ブログのネタ探しに石川県の歴史をいろいろと調べているうちに一向一揆のよって百年くらいの浄土真宗の門徒によって出来上がった石川の歴史に興味が出てきました。特に蓮如に興味があり、これからいろいろ調べてみようと思います。実際実家の近くのお寺はほとんどが浄土真宗であり、浄土真宗を開いた親鸞、それを北陸に広めた蓮如を奉っています。

地元の人間が宗教がバックあるとはいえ団結して自分たちの住む地域を守った100年くらいの歴史は貴重と言えると思います。それ以外は富樫氏にしろ織田信長にしろ、前田家にしろ地元からの自治ではなく外部からの支配によってこの石川県は納められてきました。武士が武力によって土地を納めたのに対し、蓮如は言葉によってこの石川の団結を進め、百姓の持ちたる国を作りました。そのリーダシップというか門徒を動かした言葉の力は今にも通じるものがあるのではないかと思います。

時は流れてこのコロナ禍の現代に政治家なりリーダーにこのコロナ禍の石川県で蓮如のような言葉によって県民の団結を促し、このコロナ禍の困難を乗り越えるだけの言葉を出せる指導者がいるのか疑問です。蓮如が宗教というものを使ったとはいえ言葉によって住民たちの心を掴み自分たちの国を作ったエネルギーは時代は変わったとはいえ現代に通じるものがあるのではないかと思います。蓮如が活躍した時代も飢餓が疫病が流行り住民が救いを求めていましたがそれは今のコロナ禍の石川と被るような気がしますし、お世辞にいっても今の県知事にその力はなさそうですwそれだけに言葉に力のあるリーダーがこのコロナ禍の石川にいればと願うばかりです。

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