Go Toトラベルの将来性

月舟さんによる写真ACからの写真

政府、与党は来年一月末で期限を迎えるGOTOトラベルを延長する方向で調整にはいったそうです。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6374899

うーん個人的にずっと思っているのはこのキャンペーンの将来性にあまり期待が持てない事です。そう思ってしまうのは

①コロナの感染が終息していないのにキャンペーンが終了したら宿泊業、観光業はその時が本当のピンチになる懸念 

②感染拡大が広がっている中でキャンペーンをしても旅行客は増えるのか?

の二点です。

コロナが終息するにはワクチンが完成しなければなりません。今日までのニュースでは来年初頭までワクチンが出来上がるのかそれすらも聞こえてきません。またインフルエンザとの同時流行も懸念されます。今のキャンペーンの方向性ではコロナが終息しない限りこのキャンペーンを続けなければ宿泊業、観光業が生き残れない方向性になっており、将来性が感じられないのです。また感染拡大が広がった時にもこのキャンペーンをしても旅行客が不安に思ってこのキャンペーンを利用しなれけば元の木阿弥だろうと思うのです。


自分が宿泊業に携わって初めの頃、上司から「旅行や観光というのはお客様の健康や安全が保たれて初めて成り立つものだ」と教えられました。このコロナ禍でその前提が保つことが出来ない限りこのキャンペーンをしても将来性はないと感じています。それよりも政府、与党に求めたいのは宿泊、飲食、観光サービスで職を失った方の一時的な支援の在り方です。ワクチンが完成してこのコロナ禍が終息しない限りどれだけキャンペーンをしても感染を怖れる人は旅行、観光に来ないと思います。また国の予算も限界がありますし、コロナが終息していなくてもキャンペーンが終了すればその時が本当にこの業界に失業者があふれる可能性があります。国にはキャンペーンより宿泊や飲食、観光で失業した方の特定の就業支援や生活保護を求めたいです。前にも書いた通り旅行や観光は健康が安全が付加されてはじめて成り立つものなのですからそれを反故にしてキャンペーンをしても本質的な解決にはならないと感じています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です